ワカサギ掬い in琵琶湖
先日琵琶湖までワカサギを掬いに行ってきました!
ことの発端は昨年2月のこと…
日々暇を持て余している僕はyoutubeを見るのが日課でした。
そこで『釣りよかでしょう』というチャンネルが上げていた動画で琵琶湖で網を持っていくだけでワカサギが大量にとれるというのを目にしました。
産卵で接岸するらしい。
俺もワカサギが食べたいーーーーーーーーーーということで行ってきました
今回は太陽軍団の2月イベントとして開催!
皆忙しくて参加者は後輩2人と私の3人
ではいってみよう!
下調べによるといくつか条件があるとのことで
・天気が穏やかで水が濁っていない
・浅瀬
・河川の河口付近など流れのあるところ
・琵琶湖西岸の大津より北
・底が白くなっているところ
など…
その条件で航空写真や夕方の現地調査などから場所を探索
まあ、まずは釣果を報告
大量~~~^^
…
って思うじゃん…
実は
ほんとは
自分たちで取ったのは
たったの
2匹…
2匹……
ちなみにこの2匹、後輩2人が1匹ずつとったやつ
ということは私、0匹。
でもね、でもね、ハゼは捕まえたんだからね。
琵琶湖で簡単にワカサギがとれる…
これは都市伝説なのか!?!?
いや、でもTwitterなどを見ていると何十匹も掬っているような人もいるし…
気持ちが折れながらも何カ所も回りに回った。
ちなみに長靴を履いていたのに穴が開いていたせいで長靴の中は小さな琵琶湖になっていた…
満を持してクロックスで雪の積もる真冬の琵琶湖に入るという始末…
時間的にも体力的にもこれが最後かなというあるポイントに懸ける!!!
そのある場所ですごく優しくて気さくで話が長くて気前のいい65歳のおっちゃんに出会う。
『タモなんかじゃ取れんだろ、そこで待っとけ』
おっちゃんはそう言うとベースキャンプみたいなところから網を取り出して河川に向けて投げ出した。
その30秒後、網には無数のワカサギが!!!
俺たちが何時間もかけて2匹だけ捕まえたワカサギをおっちゃんは一瞬で何匹も…
どうやら投網というものでたくさんまとめてとっちゃうよって作戦らしい。
おっちゃんは網を投げること5~6回
僕たちにたくさんワカサギを恵んでくれた。
最初に行ったポイントでは意地悪な爺さんしかいなかったのにちょっと移動しただけでこんないい人に会えるなんて…
聞くと20年以上もこれをやっているらしい。
そしてこの河川を任され、日々の清掃やら不届き者の排除などをしているとか
僕がクロックスで川に入っていくところを見て「なんと貧相で元気な少年だ」と思い、助けてくれたのだとか(笑)
僕が『ある河』と名前を伏せたのはこのおっちゃんの遊ぶ場所を守るためでもある。
話しが長いのが玉に瑕だが、いい話をたくさん聞けた。
おっちゃん、たくさんのワカサギと素敵な出会いをありがとう。
僕の後ろに隠れているのがおっちゃん。
話し好きなのに意外とシャイなんだな…(笑)
そして帰り際
「あ、1つ言い忘れたことがあった」
なんだろう…
「あんたらさっきおったとこ、白い棒建っとったろ。あれ近づいちゃあかんぞ。」
聞くとここで若い人が自殺したのだとか…
おいっ!!!
それを最後に言うな!!!
知らんけりゃ何も感じず帰れたのに!
それかもっと早く言え!!!
何はともあれ、またおっちゃんに会いに行かなきゃな
おっちゃんの大事にしている川で遊ばせてもらったんだから、ゴミ拾ったり何かできることさせてもらおう。
あとおっちゃんにもう少しワカサギとるポイントを聞いた。
・投網がいい
・日没後~22時くらいまでがベスト
・この時期になると骨が固くてあまり美味しくない
など
次の日…
とった(とってもらった)ワカサギを天ぷらと唐揚げにしていただきました
この量…(笑)
3人で半分も食べきれませんでした。
おっちゃんの言う通り骨が固いね
あと個人的に
ちゃんと内臓をとった方が美味しかったかな
お腹の卵は超美味でした。
来年もまた行こうね^^
p.s.真冬の琵琶湖にはクロックスでは入らないようにしましょう。